パナソニック XM1試乗してきたお話
物欲がそそられます(挨拶)
試乗から1ヶ月以上経過してしまいましたが、以前興味があったので記事にした電動アシストMTBであるパナソニック「XM1」ひょんな事から試乗の機会が得られたので乗ってきました。
■電動アシストMTBとはなんぞや
電動アシストMTB(e-MTBとも呼ばれます)は字の通りでMTBに電動アシスト機構がついたものですね。
電動アシストクロスバイクなどはヤマハなどからリリースされています。
日本国内でサポート体制がしっかりするメーカーから本格的に山の中を走れる電動アシストMTBは初だと思います。
海外ではもっと先行していて色々なメーカーからラインナップされているようです。
日本では電動アシスト能力に関する部分の規制が海外と異なるのでそのまま持ち込むことが出来ないことも普及が遅い理由かと思う部分です。
詳しくはWikiで・・・w
■パナソニック XM1の仕様
タイヤサイズ:27.5×2.2HE
変速機:外装10段
カタログ質量:21.8kg
油圧ブレーキ
電動アシストは3モード+アシスト無し
・High
・Auto
・Eco
・No Assist
当然のことながら電動アシストが強ければ航続距離が短くなりますね。
リアメカ、ブレーキはSHIMANO「SLX」採用となっており、不満が出る人は僅かでしょう。
■パナソニック XM1の試乗
実際に試乗をしたのはトレイルではなく、舗装路(アップダウン含む)のみです。
写真にもある通り降雪しており、薄っすらと雪が乗った舗装で試乗してみました。
電動アシストMTBと言うことで重量はガッツリ20数Kg…。
担ぎ上げは腰がやられます。
舗装路をマッタリと乗る程度であればEcoモードで十分だと思いました。
ペダルを踏み込むとアシストがクッと加わります。
スリッピーなマッドな路面や濡れた落ち葉などが積もるトレイルなどの環境下に入った場合にはどういった挙動になるのか気になりますね。
特にスリッピーな路面での登りはペダルをグッと踏み込みたくなるので、どの様な味付けなのか実地で試してみたかったです。
Highモードなどはトラクションがしっかりとかかる舗装路登りぐらいでしか使わないのかなとも思う次第。
と言うか車両が重いのでしっかりとアシストしてもらわないと多分苦しいでしょう。
インパネ周りは晴れてても見やすいです。
バッテリー残量や時刻、速度、走行モードなどが表示されます。
■最後に
試乗でお借りしたお店にお聞きしたところ、この日の直前に夫婦でヒルクライムしたようです。
旦那さん通常のバイクで奥様がこのXM1で登ったようです。
結果として普段ヒルクライムをしないような奥様が余裕で登坂出来ました!楽しかったです。というインプレッションだったようです。
もうちょっと価格がこなれてくると普及が進みそうです。
MTBが走れる環境があるとか無いとか問題はありますが、体力が無い人でも自走して遊びに行くことが出来る裾野が広がったと感じた試乗でした。
自転車に乗らなくなってしまい体力が激減した中では欲しいなと思う一台でした。
それと「スポーツバイク」のカテゴリーに入る自転車です。
個人的には価格が安いから、ポイントが貯まるからという理由で電気屋さんなど購入する方もいると思いますが、長く乗りたい方にはあまりおすすめ出来ません。
各種メカ類の調整は必要ですし消耗品も少なからずあります。
パナ系代理店である自転車屋さんで購入がベストと思う次第です。